会社法は、主に会社という組織の在り方とその運営についてのルール、及び会社の経営に責任を持つ取締役の責務を定めた法律ですので、一般の社員にとっては、少々縁遠い法律だと思われがちです。
しかし、取締役づきの秘書としては、会社法は決しておろそかにしてはならない法律です。なぜなら、秘書が仕えている取締役の方々の仕事は、会社法の定めるルールに従ったものでなくてはならないからです。また、取締役は、単に一般社員よりも重い責任を負っているというだけではなく、会社法によって、一般社員とは異なる地位と法的な責任を負わされているからです。
一方、企業経営においては「コンプライアンス遵守」が強く求められていますので、企業経営に責任を負っている役員をサポートする秘書としては、「コンプライアンス」という言葉の意味を正確に理解しておく必要があります。
ただし、会社法が対象とする範囲はきわめて広く、秘書としての業務には直接関係のない事柄も含まれていますので、会社法の定めを逐一詳細に学ぶ必要はありません。
本講座では「役員の責務」との関連の観点から「コンプライアンス」という言葉の意味を分かりやすく解説するとともに、会社法の基礎知識を分かりやすく学習します。
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