現代のグローバル化が進む中で、渋沢栄一が実践した「開放的な経営」と「倫理と利益の両立」は、今なお多くの経営者にとって理想のモデルとされています。
また、彼のお人柄について伝記資料には「勇気があった」「事業を推進する力があった」「親切心に富んでいた」と記されています。その広い交友関係と求心力から、91年の生涯の中で驚くべき人数の人々と親しく関わり続けたと言われています。
その渋沢栄一の原点ともいえる体験が、彼の若き日におけるフランス滞在にあるということ。1867年27歳の時、徳川幕府最後の将軍・慶喜の弟・昭武と共に、パリ万国博覧会に参加。その後、約1年半にわたってフランスやヨーロッパを巡りました。このフランス滞在を通じて、彼の「相手を理解し、誠実に対応する」という生涯の態度が育まれたといわれています。渋沢栄一の人生とその教えから、現代の私たちが学べることは多くあります。彼の軌跡を辿りながら、今後の社会やビジネスにどう活かしていけるかを共に考えましょう。
また前半の少しの時間となりますが、今回の講師、鈴木くにこ氏から外交・安全保障研究家として「もし日本に有事が発生した際に、企業や組織がどのように対応すべきか、秘書が取るべき対応」についてもお話をいただきます。企業における危機管理に関するアドバイスをご教示いただきます。現代の安全保障や危機管理についても理解を深めることができる貴重な機会です。ぜひご参加ください。
またご参加いただいた皆様に、よりご満足いただけるよう、鈴木氏のご配慮により、お申込みの方限定のアーカイブを配信させていただくこととなりました。期限はございますが、ご都合の良い時間にご視聴いただけますので、ぜひご活用ください。
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詳細
| 日時 | 2025年3月21日（金）19：00～20：30 （申込者限定1週間限定アーカイブ配信あり） |
|---|---|
| 会場 |
ハイブリット形式 対面（日本秘書協会研修室）またはZoomによるオンライン https://www.hishokyokai.or.jp/jsa/map/%20 |
| 会費 | 会員 1,500円 一般 3,000円 |
| 定員 | 対面でのご参加は30名までとさせていただきます |
| 参加方法 | 対面で参加される方は備考欄に「対面参加」と入力ください お席に限りがございます。 |
講師プロフィール
鈴木 くにこ 氏 （外交・安全保障研究家）
学習院女子高等科時代、ロータリー青少年交換計画で渡仏、バカロレア取得。慶應義塾大学法学部政治学科を首席卒業。外務省入省。国際報道課及び在仏日本大使館勤務。トゥルーズ第一大学政治学前期博士号（DEA）及びヨーロピアン大学経営学修士号（MBA）取得。慶應義塾大学法学研究科後期博士課程を単位取得退学。
国会議員（中山太郎元外務大臣）秘書や東京大学特任助教授、NPO法人岡崎研究所主任研究員等を経て、現職。
著書に、『オリンピックと日本人の心』「内外出版」『歴代首相物語（共著、新書館）『日本の外交政策決定要因』（共著、PHP研究所）等。
月例会（東京）のお申し込みについて
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空席待ちの方のためにも必ず日本秘書協会 事務局までご連絡ください。
電話：03-5772-0701
メール：jsa@hishokyokai.or.jp
同時期の交流のチャンス
同時期に、以下のような交流会・セミナーもご用意しております。
