9月の親睦会では、お茶の水のおりがみ会館に於いて、小林一夫館長直伝の折り紙を体験いたしました。折り紙は、長い年月人々に日本文化として親しまれ、一度は誰もが折った経験があるものですが、近年「ORIGAMI」と綴られて世界中に愛好家が存在しています。当日、会場のおりがみ会館に入ると染め紙、千代紙などの和紙に囲まれた季節の作品の展示があり、併設の染め紙工房も自由に見学ができました。さらに和紙や折り紙や小物などを販売しているショップの一角では、小林館長が外国人観光客を含む来場者と談笑しつつ折り紙のデモンストレーションを行っている姿があり手元の様子に引き込まれました。さて、ワークショップが始まると小林館長のお話は、時々世相などに話題が脱線しつつも、紙の包む文化伝統を未来に継承しようという姿勢が強く感じられ、「折り目正しく」「心を込める」などの言葉が印象に残りました。折り紙の作品は、暮らしに役立つ金包、箸袋を開いてつくるポチ袋、サンタさんや富士山から日の出の細工などでしたが、簡単なように見えて実際につくると人それぞれの個性がでるものでした。指先を動かすのはリハビリ効果が見直されているとのこと、間違ってないか、しっかり折り目をつけてとお隣の方と確認するなど脳の活性化にもなったように思います。もっと作品を作りたいという気持ちから、終了後にショップで折り紙キットを購入された参加者も多く、達成感のある行事となりました。
(まとめ:親睦会チーム)
詳細
日時 | 2023年9月9日 |
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会場 | おりがみ会館 https://origamikaikan.co.jp/ |