2022年 関西支部5月定例会 デジタル先進国に学ぶデジタルトランスフォーメーション~アフターデジタルの世界~レポート レポート

5月の定例会は、「その時、世界は一変した」「新型コロナウィルスが世界を変えた」緊急事態宣言から2年が経過して見えてきた変化は何か? 社会は効果的なデジタル革新を求めていて、25年前から現在では、紙からデジタル活用へと大きく変化していることを具体的な事例を挙げながらご説明いただきました。また誰もがデジタルツールが使えるようになるべく世界のデジタル化が進んでいて、特に中国の様々な事例では、あまりの進歩に驚くばかりで、日本がデジタル後進国であることを痛感しました。日本が世界に追いつくためには、「とりあえずやってみること」「変化をチャンスにすること」「日本独自のデジタル化をすすめること」そして、「Z世代と言われる若い世代が自由に動きやすくできるようにサポートすること」が重要というお言葉が印象的でした。 DXとIT化とはどこが違うのかのお話では、ITは、仕組み目線。DXは、利用者目線で、DXとは「ありたい姿」をデジタルによる改革で実現することであり、デジタルを難しく考えないというお話に改めて、私達の生活をあらゆる面で良い方向に変化させるためにどうすればいいのかを考えて、日本のデジタル化に少しでも貢献していきたいと感じました。

関西支部役員

 

松本国一氏

詳細

日時 2022年5月13日(金)19:00~20:45
会場 オンライン形式(Zoomによる配信)

講師プロフィール

松本 国一(まつもと くにかず)氏(富士通株式会社 シニアエバンジェリスト)

1991年富士通株式会社へ入社、情報・通信・モバイルの合計15部門38部署でソフト/ハードの設計から製品・事業企画/販売推進/営業支援まで様々な業務に従事。現在、多彩な業務経験を活かしシニアエバンジェリストとして活躍中。雑誌や新聞、Web、ラジオなど多くのメディアで働き方改革の紹介や池上彰氏、八塩圭子氏、小宮山宏氏など著名人との対談ほか学会誌の執筆や日本銀行ラウンドテーブル、朝日教育会議、複数の高校・大学で講義など幅広く活躍中。