関西支部12月定例会 お写経会― 奈良 薬師寺 ―レポート レポート

1年10ヵ月ぶりの集合開催となった定例会。これまでの閉塞感を吹き飛ばすような澄み渡る青空のもと、16名での久しぶりの再会となりました。手指消毒、体温チェック後に隣との間隔を取った上で着席。
久田理事の開会挨拶に始まり、髙次様から、「日常、人は意外とどうでもいいことで悩み、頭を余計なことに使ってしまう。お写経をすることは、今どうしても考えないといけないことだけを考えるように、明日は明日、明後日は明後日、と悩みを整理する練習にもなる」とお写経についてのご講話をいただいた後に、お写経道場に入場しました。
まず、象の香炉を跨いで「体を浄め(調え)」、輪袈裟を付けて墨をすりながら「呼吸を調え」、「心を調え」て、お写経がスタート。
静寂の中、「般若心経」270文字を一文字一文字お写経。お手本をなぞっているものの、なかなか同じ字にはならず、心の様子が字に表れることを実感しました。
お写経会後は、お写経勧進により再建されつつある美しい白鳳伽藍を拝観。
修復工事を終えた国宝東塔の美しい姿を間近に、玄奘三蔵院の平山郁夫画伯の「大唐西域壁画」や、食堂(じきどう)の田渕俊夫画伯よる「仏教伝来の道と薬師寺」も拝観しながら、古に思いを馳せる貴重なご説明をいただきました。
変化の激しい昨今、自らの心を見つめる時間を持ち、リフレッシュすることで、一年を締めくくる良いひとときとなりました。
関西支部役員

報告記写真

詳細

日時 2021年12月4日(土)13:00~15:00 お写経会
会場 奈良 薬師寺本坊 お写経道場

講師プロフィール

髙次 喜勝氏(本坊主事 唯識学寮研究員)