関西支部11月定例会 誰もが何度でもやり直せる社会へレポート レポート

14歳でホームレスの問題を知り、19歳で支援団体「Homedoor」を設立された川口加奈氏のお話を伺いました。毎日、通学で目にする路上生活者を見て、なんとかしていけないかと思い、炊き出しのボランティアに参加。そこで自分もホームレスの人たちに偏見を持っていたことに気づかされ、「自分が何かしないと何も変わらない」と活動を開始されました。路上生活を抜け出すには仕事だけではなく貯蓄、住まいが必要であると考え、さまざまな支援をされています。
そのひとつとしてシェアサイクル事業「HUBchari」をわずか4か所からスタート、現在は大阪市内300拠点にまで拡大され、企業からも支援を得られるようになったということです。
「このところコロナ禍での失業により相談者が増加しており、選択肢として『あそこへ行けばなんとかなる』という場所でありたい。知ったからには知ったなりの責任がある」というお言葉が印象的で、支援活動に対してのイメージを一変させられるお話でした。
ホームレス生活からどのようにして抜け出すか、そして生み出さない社会をつくるか、考えさせられる機会となりました。
関西支部役員

川口加奈氏

詳細

日時 11月5日(金)19:00~20:45
会場 オンライン形式(Zoomによる配信)

講師プロフィール

川口 加奈(かわぐち かな)氏(認定NPO法人Homedoor 理事長)

14歳でホームレス問題に出会い、ホームレス襲撃事件の根絶をめざし、炊出しなどの活動を開始。19歳でHomedoorを設立し、シェアサイクルHUBchari事業等で生活困窮者ら累計2000名以上に就労支援や生活支援を提供する。Googleインパクトチャレンジグランプリ、人間力大賞グランプリ・内閣総理大臣賞等を受賞。日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」2013若手リーダー部門、2019再出発サポート賞に選ばれる。大阪市立大学卒業。1991年 大阪府高石市生まれ。
著書:「14歳で“おっちゃん”と出会ってから、15年考えつづけてやっと見つけた「働く意味」(ダイヤモンド社)